【元不動産営業マンが教える】必要な物、必須アイテム5選

不動産のあれこれ
嵐ねずみ
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こんにちは、よく不動産の人っぽいと言われる嵐ねずみです。

今回は僕が不動産営業マンとして働いていた頃、実際に使っていた道具を写真付きで紹介していこうと思います。
海賊の七つ道具的な感じで、不動産マンの五つ道具があります。
もしかしたら現役営業マンの人からは、こんなの必要ねーよと思われるものもあるかもしれませんが、当時、実際に持っていていろいろと便利だった物です。

スケール(メジャー)

嵐ねずみ
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これは不動産で働く上で必須アイテムです。
スケールと書いていますが、要はメジャーです。僕が働いていたところではみんなスケールと言っていたのでこの呼び方をしてるだけです。

スケール選びでのポイントですが、『道路の幅を6mまで計れること』です。
業務上、道路の幅員を計ることが多いので、6m道路を一発で計れるのはめちゃくちゃ便利です。
最低でも4mまで計れる物がいいですね。

それと、あまり安すぎる物は選ばないほうがよくて、安いスケールだと伸ばしたときに折れ曲がっちゃいます。
そこそこ良い物だと折れ曲がったりせず計りやすいです。
スケールは割と使う物なのでしっかりとしたものを選んだほうがいいかもしれません。

金利電卓

嵐ねずみ
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これも必須アイテムの一つです。
おそらく買えって言われるんじゃないでしょうか。その時は経費で買っちゃいましょう。
僕のところは自腹でしたけど…

資金計画を立てるのに絶対必要です。
この資金計画というのが、家を購入するうえで普通は銀行からローンを組みますよね、そのローンを金利を含めいくらになるのか?返済に何日かかるのか?といったものです。
これらの計算をするのに金利電卓が必要です。

また、資金計画の計算だけでなく普通に電卓として使えるのはもちろんですけど、その場ですぐに根拠のある数字を提示することができるので、お客さんからの信頼も得ることができます。
営業トークとかできないって人も、目の前で計算して数字という事実を相手に伝えるだけですので、簡単に理解を示してくれます。

コンパス(方位磁針)

これも意外と重要です。
方位磁石なのか方位磁針なのかコンパスなのか、どういった呼び方が正確なのかはいまいちよく分かりませんが、僕のところはコンパス派だったのでコンパスでいきます。
と言ってもよくある普通のコンパスで、ちゃんと方角を示してくれれば問題ありません

コンパスがなぜ必要なのかというと、物件を案内する際に、お客さんから急に方角を訪ねられることがけっこうあります
急に「南ってどっち?」って聞かれるとどっちが南だっけ?ってなります。
このときに「あっち方角だったと思います…」と答えるより、ポケットからコンパスを出し、それを見せて「あちらが南です!」と毅然として堂々とドヤ顔で答えるほうが何倍も説得力があります。

ところでみなさん、「コンパスとかスマホのアプリでよくね?」って思いませんか?
僕も実際そう思ってました。
というか最初はスマホのコンパスアプリを使ってました。
最近のアプリは誤作動も少なく普通に使えます。
ただですね、実物のコンパスを持つことに意味があるんですよ。
その理由が、『プロっぽい』ということです。
これが以外と馬鹿にできません。

お客さんの心理からすると、出来るだけ良い営業マンに物件を紹介されたいわけです。
その良い営業マンというのが、この界隈に精通している要はプロです。
ポケットからコンパスを出すだけで相手からプロだと思ってもらえるなら安いものです。
実際にコンパス自体安物で全然問題ありません
ポケットに忍ばせときましょう

三角スケール

自分が持ってたやつは無くしちゃって写真はありません、すみません。
上の画像は僕が使ってたやつと同じ物です。

これは正直なくてもいいかなとは思います。
家の間取りやデザインをする際に使いますが、営業担当の人は滅多に使わないかもしれません。
間取り図をみていろいろお客さんに説明するときくらいですかね。
僕の働いていたところでは、土地の仕入れから自社物件のデザイン、販売までを一括して行っていたので割と使う機会がありました。

それと、僕が使っていたものは持ち運びが便利な小さめの三角スケールです。
これを胸ポケットに入れてプロっぽさを演出していました。

街の達人

昭文社より

自分の街の地図です。
これは買ってたほうがいい。
特に知らない土地で勤務してる人や、土地勘に自信がないといった人は重宝すると思います。

僕自身めちゃくちゃ方向音痴なのでどこに何の施設があったっけ?とよくなってました。
自分一人のときならいいんですが、お客さんから聞かれた際に、いちいちスマホのgoogleマップを開いて説明していました。
これでもいいんですがこれだと、聞かれたことに対して聞かれたことしか返してないんですよね。
何が言いたいのかというと、1に対して1返すのではなくて、1に対して10返せということです。
これに『街の達人』が役に立ちます。

スマホでなくその場でお客さんと一緒に『街の達人』を見ながら説明します。
フルカラーなので見やすくて、施設の詳細もしっかり記載されているので、「ここからだとこっちの道から行くと混雑しませんよ。」など、地図を一緒に見ながらいろいろ教えてあげるといいです。

あと単純に自分の勉強にもなります。
僕もこんなところにこんな建物があったのか!など新たな発見が意外にありました。
『街の達人』でなくても、自分の管轄内の地図本を一冊持っておくと便利です。

嵐ねずみ
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以上が僕が現役時代に実際に使っていて便利、というか必須だったアイテムたちです。
少しでも参考になれば嬉しいなと思います。
それではまた!

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