今日は6月9日、スティーブンソンの誕生日らしいです。
僕はマンションに住んでいるんですが、いつも使うエレベーターには毎日『〇〇の日』というように、今日が何かしらの記念日だということを教えてくれます。
そして今日エレベーターから教えられたのが『スティーブンソンの誕生日』だったというわけです。
スティーブンソンの誕生日って、それ記念日とかではなくただの誕生日やんけ…
とも思いましたがエレベーターは絶対です。
この〇〇の日を毎日記事にしていったら面白いなーと思いいまに至りました。
どこまで続けられるかは分かりませんが毎日何かの記念日をエレベーターに教えてもらい、記事にして行けたらなと思います。
スティーブンソンとは
蒸気機関車を造り、鉄道を実用化させた『鉄道の父』と呼ばれる人です。
父は炭鉱夫で、両親ともに読み書きができなかったらしく、学校で教育を受けることができませんでした。
しかし、炭鉱夫として働きながら読み書きや、計算の勉強を習得していきました。
初めて蒸気機関車を完成させた人は別にいるらしく、当時、蒸気機関車は線路を走らすには重すぎて、線路が耐えられないなど問題がありました。
スティーブンソンは新たに蒸気機関車を設計し、世界初の『輪縁付き車輪 』を採用。『ブリュヘル号』と名付けら、30tもある石炭の運搬を可能にしました。
輪縁付き車輪ですが、脱輪を防ぐ効果があるそうです。
安全なランプを開発
炭鉱夫は暗いところでの作業のため、火を使って灯りを得ていましたが、それが原因で爆発事故が多く発生していました。
父も炭鉱の事故で失明しているらしく、スティーブンソンは炭鉱夫のための安全ランプがどれだけ大事か分かっていたんですね…
この安全ランプは蒸気機関車を実用化する前に開発しており、当時すでに、炭鉱夫の機械を専門にする職に就いていたそうです。
当初は読み書きも計算もできなかったスティーブンソンが、何かを開発するようになるのはすごい。圧倒的な努力ですね。
蒸気機関車実用化の影響
今までは運搬用の蒸気機関車しかなかったが、1845年に初めて人を乗せて走る、旅客用蒸気機関車が完成。その後、更なる改良に加え、蒸気機関車がもつ勾配での弱点も克服し『鉄道の父』へとなりました。
鉄道というシステムが完成したことにより、当時、他に対抗できる高速な移動手段は馬車などしかなく、鉄道は急速に普及しました。
瞬く間に鉄道網の整備が進み、諸外国でも鉄道整備が行われていきました。
まさに交通革命ですね。