こんにちは、ボドゲカフェ店長の嵐ねずみです。
オインクゲームズから発売された『忍者猫足の隠密大作戦』を遊んでみたのでレビューしたいと思います。
このゲームはもともとゲームマーケット2020春限定で販売される予定だったんですが、ゲームマーケット2020春が中止になってしまったため、ボードゲームショップ・カフェ限定での販売になりました。
専用のアプリを使い、スマホを腕に装着して遊ぶゲームのためスマホ必須です。
スマホを使って遊ぶちょっとユニークなゲームになっています。
内容物の紹介
- 説明書×1
- シリコンホルダー×4
- リストバンド×4
- ミッションチップ×12
- フィールドひも×1
- 巻物チップ(1~6各数字分)×21
遊ぶ前にやること
スマホで猫足アプリを開く必要があります。
このアプリはダウンロードすることなくブラウザで開くことが可能なので、誰でも簡単にアクセスできます。
箱の側面にQRコードがありますので、そちらからでもアクセス可能です。
この専用アプリにアクセス可能か確認します。
確認方法は下の写真のような画面が出てきたら問題ありません!
ゲームの準備①
- スマホ
- シリコンホルダー
- リストバンド
上記のものを用意します。
次にシリコンホルダーをスマホに取り付けます。
次にリストバンドをスマホに取り付けます。
最後は腕に装着します。
リストバンドは腕に張り付く仕様なので簡単に装着可能です。
ゲームの準備②
- フィールドひも
- 巻物チップ
- ミッションチップ
上記のものを用意します。
フィールドひもを円状に広げます。
次に巻物チップを裏返しの状態でフィールドひもの中に入れよく混ぜる。
巻物チップを表側にする。
ミッションチップをプレイヤー人数分配る。
プレイヤー人数が変わっても各3枚ずつ。
余りは使用せず箱に戻しておきます。
この時ミッションチップは積み重ねて置いておく。
ここまででゲームの準備は完了です。
ゲームの遊び方
各プレイヤーは猫足アプリを起動します。
全員の準備が完了したら、同時に『START』ボタンを押します。
『START』ボタンを押すと、振動によって発見メーターが動きだします。
急いでかつ慎重にフィールドひも内にある巻物チップを取り、自分のミッションチップの上に積んでいきます。早いもの勝ちなので、どんどん置いていきましょう!
ただし、巻物チップを運ぶとき、積むときにはルールがあります。
チップを運ぶときのルール
- フィールドひも外にある誰かが落としたチップなど、自由に取ることができます。ただし、他プレイヤーのすでに積まれているチップを取ることはできません。
- 一度に運べるチップは1枚だけです。
- チップは引きずって運んでも問題ありません。
- フィールドひもを動かしてはいけません。
- 他プレイヤーが運んでいるチップを叩き落としたり奪ったりしても問題ありません。ただし、他プレイヤーの体やスマホに触れたり、進行を妨害してはいけません。
- 猫足アプリのメーターが『残念状態』(画面が赤くなる)になった場合、運んでいるチップを手放し、フィールドひもの外側に手を置いて待たなければいけません。10秒経過することで、『残念状態』は解除されるので、再びゲームに参加できます。
チップを積むときのルール
- ミッションチップの上にはどの数字の書かれた巻物チップも積むことができます。
- 巻物チップの上に積む際には、一番上にある巻物チップの数字と同じか、それ以上の数字の巻物チップしか積むことができません。
- 同じ数字のチップを何枚積んでも問題ありません。
- 積んだチップが崩れ、机に触れていた場合などは積まれていないものとします。
- 場に詰めるチップがなくなってしまった場合は、フィールドの外に手を置き、他プレイヤーの邪魔しないようにします。
ゲームの終了
各プレイヤーがチップを取り合い、誰も重ねるチップがなくなったらラウンドの終了です。
全員の重ねたチップの高さを比べ、1番高いプレイヤーが勝者です。
1番高いプレイヤーが複数いた場合、数字の合計が大きいプレイヤーが勝者になります。
もし、数字の合計も一緒だった場合は、そのラウンドの勝者はいません。勝者はミッションチップを1枚減らすことができ、減らしたチップは裏返しにして手元に置いておきます。
勝者は猫足アプリの『difficulty』の数字を1上げます。難易度が少し上がります。
すべての巻物チップをフィールドひも内に戻し、次のラウンドを行います。
ミッションチップを先に3枚減らしたプレイヤーがゲームの勝利となります。
遊んでみた感想
実際に遊んでみてまず「すごく近代的だな!」と思いました。
アナログとデジタルの融合にボドゲ好きからすると少し寂しいような嬉しいような複雑な感情がありました。ただ、こういった新しいことをどんどん取り入れて、より面白いものを生み出していくのはいいなと感じます。
普段よくボードゲームをしている人もあまりしない人も楽しめる、新鮮でよくできたニューゲームなので興味があればぜひ遊んでみてください。