細菌だらけの歯ブラシいつ交換したらいいの【1週間?1ヶ月?】

気になるあれこれ
嵐ねずみ
嵐ねずみ

こんにちは、歯医者が苦手な嵐ねずみです。

僕は結婚する前まではまったく歯ブラシの交換をしていませんでした。ただ、結婚後は妻が1カ月に1回は歯ブラシを換えてくれるので今ではそれが当たり前になりました。
最初はまだ使えるのにと思っていましたけど、歯ブラシの交換時期っていつころが適切なんだろうと思い、自分なりにいろいろ調べてみたのでまとめようと思います。
少しでもみなさんの歯磨きライフの参考になればなと思います。

そもそも歯磨きはなんのためにしているのか

口内にはもともと常在菌というものがいて、口内は温度湿度食料が揃った常在菌にとっては最高の環境にあります。
この常在菌は取るに足らない誰にでもいる菌なのですが、なかには一部悪さをする菌がいます。
それが「虫歯菌」「歯周病菌 」です。
こいつらの対策のため歯磨きをする必要があります。

ただ、「虫歯菌」、「歯周病菌 」 を倒すなら歯磨きをせずに、薬剤など使い口内を洗浄したらいいのでは?と思う人も多いのではないでしょうか。
僕もそう思っていたのですが、その方法だと善い常在菌も殺菌してしまうためできないらしいのです。

この善い常在菌というのが、口で息を吸ったりした際に空気中の細菌が口内に流れ込みます。そのようなときに、口外にいる別の細菌から守ってくれる役割があります。

しかも、 「虫歯菌」や「歯周病菌 」 は歯垢(プラーク)の中に潜んでいます。薬剤では表面しか効果がなく、内部にいる「虫歯菌」、「歯周病菌 」 には効果がありません。
そもそも悪い菌を倒すことは無謀とのことです。

そこで「悪い菌は居てもいいけどおとなしくしていてね。」ということで歯磨きの出番です。
歯磨きをすることで菌たちの最高の環境を壊していきます
先ほど言った菌の最高の環境である、 温度・湿度・食料が揃った状態ですが、温度と湿度はどうしようもないので、食料の部分をなくしていきます

歯磨きをすることで菌に「エサをあたえない」ことが大事です。
簡単に言うと歯磨きをする理由は、菌の食料を取り除くことで悪い菌におとなしくしてもらう行為ということですね。

歯ブラシには菌が繁殖するけど実際に影響はあるのか

目に見えないだけで歯ブラシには約1億個近くの菌がいるらしいです。それを毎日口の中に入れてると思うと嫌ですね…
ただ歯ブラシに菌が付着するのは当たり前です。歯ブラシはそういうものです。

いろいろと歯ブラシと菌の関係を調べましたが、どういった種類の菌がどういった影響をもたらすのか具体的に書かれた情報がありません。
結局「お口のトラブルを引き起こします!」というだけで、それだと何も分からないんだよなと思ってました
調べた結果、具体的にどんなトラブルか分かったので説明します。

それは虫歯や歯周病、口臭です。
最初にも言った通り歯磨きをする理由は菌にエサをあたえないため、エサをあたえないためにはエサを良く取り除く歯ブラシが必要です。

その歯ブラシにエサを取り除く力がなければ菌たちにとっての最高の環境ができあがり、その結果、虫歯や歯周病、菌が発する臭いによって口臭の原因になってしまいます。
ですので、歯ブラシに付着する菌自体には影響はありませんが、歯ブラシの劣化によるエサを取り除く力の減少が、お口のトラブルを引き起こす原因です。

歯ブラシの交換のタイミングはいつなのか

歯ブラシの交換時期でよく1週間や1ヶ月と言われていますが、結論から言うと「毛先が開いたとき」です。

歯ブラシのエサを取り除く力が減少するタイミングが毛先が開いたときということですね。
歯の清掃力が通常時から40%下がったというデータもあるらしく、歯ブラシの交換は絶対に必要です。

その交換の目安としては1ヶ月が一般的というだけで、交換時期は人それぞれです。
1週間は神経質になりすぎです。もちろん1週間で毛先が開いたときはすぐに交換したほうがいいのは事実です。

実際に使ってる歯ブラシの紹介

これは実際に僕が使っている歯ブラシです。家にあるものを撮りました。
毎日使うものだから厳選して大量にストックしています。

この田辺さんは10才の頃から歯ブラシを作りはじめ、歯ブラシ一筋約70年です。
ここまで歯ブラシに魂を捧げた人を僕は知りません。
本物の歯ブラシ職人です。

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みなさんも歯ブラシの交換を忘れず衛生的な歯磨きライフを送ってください!
それではまた!

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