こんにちは、計算が苦手な嵐ねずみです。
今日は6月3日、測量の日らしいです。
僕はマンションに住んでいるんですが、いつも使うエレベーターには毎日『〇〇の日』というように、今日が何かしらの記念日だということを教えてくれます。
そして今日エレベーターから教えられたのが『測量の日』だったというわけです。
この〇〇の日を毎日記事にしていったら面白いなーと思いいまに至りました。
どこまで続けられるかは分かりませんが毎日何かの記念日をエレベーターに教えてもらい、記事にして行けたらなと思います。
測量の日とは
簡単に説明すると、測量っていうすごいことやってるのに全然評価されない…もっと国民の関心を高めたいな。そうだ、記念日を作ろうということで6月3日は測量の日になりました。
なぜ6月3日なのかと言うと、この日に『測量法』が公布されたことに由来するそうです。
決めたのは建設省です。現在の国土交通省ですね。
測量の日ってなんか地味だなと思いがちですが、意外と多くのイベントをやっているから驚きです。なかでも、通常公開はされていない『日本水準原点』が一般公開されるので滅多にない機会です。「いやいや、日本水準原点ってなに?」って人がほとんどだと思いますので後ほど説明します。
まずは、由来となった『測量法』なるものを説明していきます。
測量法の前にそもそも測量ってなに?
みなさん、そもそも測量って何か説明できますか。
僕はなんとなく「測ったり地図書いたりするやつでしょ。」って感じでふんわり測量をイメージしていました。
否!
そんな簡単なものではなく、長さや深さや広さや高さといった距離を測り、地面の位置や形状、面積やらを調査して地図などにしていくといった、めちゃくちゃ大変な作業です。
しかも、測量にも種類がいくつかあり、なかには国家資格である測量士がいないとできない作業もあります。Wikipediaの一文には測量は芸術とまで言われていました。
それで測量法ってなに?
測量が分かったところで測量法とは、測量を正確に円滑に行うことを目的として作られた法律です。測量士がいないと行ってはいけませんよ、などいろいろと測量を行う上での取り決めがされています。
この測量法が発表された日が1949年6月3日です。
だから6月3日は測量の日なんですね。
日本水準原点とは一体?
名称がすごく強烈ですが、簡単に言うと土地の高さを決める上での基準となる点です。
いまいち分かりづらいですね…
要するにこの点が標高0mだからここに合わせてねってことです。
ただ、正確には標高0mではなく標高24.3900mです。
「基準なのになんで0mじゃないの?」って人もいると思いますが、日本は東京湾の平均海面を標高0mとしているため、そこから日本水準原点までが約25mあるということになります。
この日本水準原点は東京都千代田区永田町にあります。
こうしてみると測量ってすごいんだなと思いませんか。
何気ない日が実は何かの記念日で、何かの記念日にも実はすごい歴史があって…
調べてみると意外に面白くて得した気分になりました。
明日は何の記念日が気になります。
それではまた!