こんにちは、旅に憧れる嵐ねずみです。
今日は5月16日、旅の日らしいです。
僕はマンションに住んでいるんですが、いつも使うエレベーターには毎日『〇〇の日』というように、今日が何かしらの記念日だということを教えてくれます。
そして今日エレベーターから教えられたのが『旅の日』だったというわけです。
この〇〇の日を毎日記事にしていったら面白いなーと思いいまに至りました。
どこまで続けられるかは分かりませんが毎日何かの記念日をエレベーターに教えてもらい、記事にして行けたらなと思います。
旅の日とは
1689年5月16日、俳人の松尾芭蕉(まつお ばしょう)は156日間におよぶ『おくのほそ道』の旅に出発しました。
これにちなみ1988年、旅の文化の向上を目指し、観光振興への提言などさまざまな活動をする『日本旅のペンクラブ』が記念日として制定しました。
この日は旅を愛する者が集まり、日本人の旅行観や旅行関連業界の将来など、旅についての考えを語り合うことが目的です。
おくのほそ道は江戸から東北、北陸を巡り江戸に帰ってくるルートです。
松尾芭蕉はこの旅程で数々の句を生み出していき、紀行作品『おくのほそ道』は、日本文学のなかでも最高傑作とも呼ばれ、俳聖と称された芭蕉だからこそここまでのものが完成したのかもしれません。
俳句にはルールがあり、『五・七・五』という十七音かつ、『季語』と言われる言葉を含める必要があります。
俳句もともと俳諧とよばれ、言葉遊びやちょっとした余興程度のものでしかありませんでした。
しかし、芭蕉は文芸として俳諧を始め、いつしか俳諧は芸術の域にまで昇華され、現在の俳句と言われるものとなっていきました。
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
松尾芭蕉
この句の季語は『蝉』です。
名月や 池をめぐりて 夜もすがら
松尾芭蕉
この句の季語は『名月』です。
このように俳句のなかには一つの『季語』が入っており、これは『有季定型』といわれています。
反対に、五・七・五ですが季語がないものは『川柳』といわれます。
季語を考えて創ってみるとより面白さがありますね