こんにちは、ヒューマン映画が好きな嵐ねずみです。
今日は3月21日、カラー映画の日らしいです。
僕はマンションに住んでいるんですが、いつも使うエレベーターには毎日『〇〇の日』というように、今日が何かしらの記念日だということを教えてくれます。
そして今日エレベーターから教えられたのが『カラー映画の日』だったというわけです。
この〇〇の日を毎日記事にしていったら面白いなーと思いいまに至りました。
どこまで続けられるかは分かりませんが毎日何かの記念日をエレベーターに教えてもらい、記事にして行けたらなと思います。
カラー映画の日とは
1951年3月21日、国産フィルムで初めての総天然色(カラー)映画『カメルン故郷に帰る』が上映されました。
撮影用フィルムを上映用フィルムに焼き付けつるには非常に時間が掛かるため、初回公開時は東京・横浜・名古屋・大阪・京都のみカラー上映を行い、そのほかの都市はモノクロ上映でした。
当時、カラー映画となると技術面、コスト面ともにかなり難しく、カラー映画での『カメルン故郷に帰る』の制作に満足のゆくものができなかった場合、カラー撮影そのものをなかったことにして、モノクロ上映を行うといった製作側の内約がありました。
そのため、カラー撮影後にモノクロ撮影を行うといった、二度手間がかかっています。
日本初のカラー映画としては、1937年に『千人針』といった作品が上映されていますが、外国産フィルムでの上映だったため国産ではありません。
『カメルン故郷に帰る』は外国のカラー撮影技術の流用ではなく、日本独自の技術によりカラー撮影を行っています。
特性上、かなりの明るさが必要だったため、コスト削減も兼ねてほぼ全編を外光化のロケーションで撮影されました。
『総天然色映画』を全面に打ち出しての宣伝により、興行収入6,800万円と大成功を収めました。