嵐ねずみ
こんにちは、歴史好きな嵐ねずみです。
今日は2月26日、2・26事件の日らしいです。
僕はマンションに住んでいるんですが、いつも使うエレベーターには毎日『〇〇の日』というように、今日が何かしらの記念日だということを教えてくれます。
そして今日エレベーターから教えられたのが『2・26事件の日』だったというわけです。
この〇〇の日を毎日記事にしていったら面白いなーと思いいまに至りました。
どこまで続けられるかは分かりませんが毎日何かの記念日をエレベーターに教えてもらい、記事にして行けたらなと思います。
2・26事件の日とは
1936年2月26日、『皇道派』の陸軍青年将校ら約1,500名がクーデターを起こし、元内閣総理大臣の斎藤実(さいとう まこと)のほか政府の重臣を殺害しました。
当時の日本は、世界恐慌により企業が次々と倒産、町は失業者であふれました。
また、農作物価格の下落のなか、職を失った失業者は都市から農村に移り、農民の生活はさらに苦しくなっていました。
こうしたなか、政府は適切な対応はおろか汚職事件が続発。
不景気のなか、巨大資本のある財閥だけが美味しい思いをするといった状況に国民は絶望していました。
国民は政府ではなく軍を支持するようになり、若い青年将校らは国家の革新を目指すようになりました。
そして軍は、政府や経済に介入することで政府を変えていこうとする『統制派』と、天皇親政を掲げ、武力行使を辞さない『皇道派』に分かれ対立します。
これから事件へと発展していきますが、当時の日本はまさに一触即発の緊張状態だったことがうかがえます。
2・26事件の首謀者である青年将校ら19名は死刑宣告され、すみやかに執行されました。
当時の背景を知ると、なんとも複雑な思いです。