【10月3日】今日は何の日?【ドイツ統一の日】

記念日のあれこれ
嵐ねずみ
嵐ねずみ

こんにちは、ドイツと言えばボードゲーム!と思う嵐ねずみです。

今日は10月3日、ドイツ統一の日らしいです。
僕はマンションに住んでいるんですが、いつも使うエレベーターには毎日『〇〇の日』というように、今日が何かしらの記念日だということを教えてくれます。
そして今日エレベーターから教えられたのが『ドイツ統一の日』だったというわけです。
この〇〇の日を毎日記事にしていったら面白いなーと思いいまに至りました。
どこまで続けられるかは分かりませんが毎日何かの記念日をエレベーターに教えてもらい、記事にして行けたらなと思います。

ドイツ統一の日とは

1990年10月3日、ベルリンの壁崩壊を皮切りに、45年の時を経て東ドイツ・西ドイツが統一されました。

ドイツ連邦共和国の建国記念日としてドイツでは祝日になっており、この日は国内各地でお祭りやコンサートといったイベントが開催されています。

ドイツは第二次世界大戦に敗れたことで、アメリカ・フランス・イギリス・ソ連の4ヵ国により統治されることになりました。

アメリカ・フランス・イギリスにより統治されたのが資本主義西ドイツ
ソ連によって統治されたのが社会主義東ドイツ

そのなかでも『ベルリン』はドイツ統一の要とされ、西ベルリン・東ベルリンに分け両国が共同で管理する特殊ことになりました。

家族を引き裂いたベルリンの壁

1961年8月13日、一夜にして西ドイツと東ドイツの間に壁が現れました。
東ドイツは西ドイツとの経済格差により、出国する市民が続出。
国民が西ドイツに逃げられないように壁を建設しました。

これがベルリンの壁です。

市民が寝静まっている深夜に造られたため、東から西へ仕事に出ていた人や、友人の家へ遊びに行っていた人など、多くの人が突如大切な人と離れ離れになってしまいました。

そのため壁を越えようとする人は後を絶たず、何人もの人が国境警備隊に射殺されました。

1989年11月9日、歴史に残る『ベルリンの壁崩壊』が起きます。

これは東ドイツ政府のギュンター・シャボウスキーが記者会見で、「すべての東ドイツ国民に、東ドイツからの出国を認める」と発言したことがきっかけとなり、ニュースを知った市民は検問所を突破していきました。

実はこの発言は勘違いであり、東ドイツ政府の意図するものではありませんでした。

シャボウスキーはこの話し合いが行われる会議に出席しておらず、勘違いしたとされ『歴史上最も素晴らしい勘違い』といわれています。

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