【9月28日】今日は何の日?【プライバシーデー】

記念日のあれこれ
嵐ねずみ
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こんにちは、人との距離感を大切にしたい嵐ねずみです。

今日は9月28日、プライバシーデーらしいです。
僕はマンションに住んでいるんですが、いつも使うエレベーターには毎日『〇〇の日』というように、今日が何かしらの記念日だということを教えてくれます。
そして今日エレベーターから教えられたのが『プライバシーデー』だったというわけです。
この〇〇の日を毎日記事にしていったら面白いなーと思いいまに至りました。
どこまで続けられるかは分かりませんが毎日何かの記念日をエレベーターに教えてもらい、記事にして行けたらなと思います。

プライバシーデーとは

1964年9月28日、日本で初めてプライバシーを争点にした裁判が行われ、プライバシー権が明確に言及された日です。
この裁判の結果、原告側はプライバシーの侵害を認められました。

三島由紀夫の長編小説『宴のあと』に登場した野口雄賢は、元外務大臣の『有田八郎』をモデルとしていました。

小説のなかでは有田八郎の私生活を『のぞき見』するような描写が数多く存在し、これをプライバシーの侵害として、有田八郎は三島由紀夫と発行元である新潮社を訴えました。

東京地方裁判所は,『プライバシー権』という概念が「私生活をみだりに公開されないという法的保障ないし権利」であると認め、三島由紀夫と新潮社に合わせて賠償金80万円を支払うように命じました。

裁判になったが評価の高い作品『宴のあと』

宴のあと』は裁判になってしまったこともあり、そちらばかりが目立ちますが、作品の評価はかなり高く、フォルメントール国際文学賞第二位を受賞しています。

知識の人である主人公と情熱の人であるヒロインが登場し、実際に人物をモチーフにしているため読みやすく、かといって陳腐なものではなく、一文一文の表現が三島由紀夫独特の微細な心情を描くものとなっています。

また、映画化も決まっていましたが、裁判の影響のため中止となりました。

ちなみに、『この物語はフィクションです。』の始まりは今回の裁判により、プライバシーに関する議論が盛んになったことで掲載されるようになったとされます。

嵐ねずみ
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気になった方はぜひ読んでみて下さい!

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