こんにちは、麻雀で単位を落としまくった嵐ねずみです。
今回は僕が大学生のときに働いていた雀荘のことを書こうと思います。
おそらくこの記事を読んでいる人は雀荘でアルバイトを考えている人かなと思います。
麻雀面白いですよね、こんな面白いことをしながら給料がもらえるなんて夢のような世界だと感じます。業務の中で実際に麻雀を打つ人のことをメンバーといいますが、メンバーが麻雀を打つときのゲーム代や、そのゲームでの勝ち分はどうなるの?負け分は?と思う人も多いと思うので説明しようと思います。
ゲーム代バックってなに?
まずゲーム代バックのゲーム代の説明からします。
このゲーム代とは麻雀をする上での参加料になります。雀荘に行ったことがる人は分かると思いますが、雀荘にいったからといって無料で麻雀はできません。お店に参加料(1ゲーム400円が多い)を支払い麻雀を打ちます。
このゲーム代をお店が持ってくれる場合、ゲーム代バックありとなります。
お店によってはゲーム代バックなしのところもあります。僕が働いていたところは、アルバイトはゲーム代半バックで、社員はゲーム代フルバックです。
ゲーム代半バックというのはそのままですが、半分お店が持ってくれます。
このゲーム代バックがありかなしはすごく重要で、メンバーが卓に入りお客さんと麻雀を打つことを本走といいますが、本走の回数が増えれば増えるほどゲーム代がかかってきます。
忙しい日は1日に10半荘以上は軽く打ちます。3麻もあるお店や3麻メインのお店だと1半荘の回転も早いため、ゲーム代の負担がかなり大きいです。
勝ち分はどうなるの?
雀荘で働く上で一番気になることが勝ち分です。
結論から言うともらえるお店ともらえないお店がありますが、ほとんどのお店が勝ち分は自分の給料になると思います。それが雀荘で働く醍醐味です。
この勝ち分の支払いですが、僕のところは普通の給料は指定の口座に振り込まれ、勝ち分は封筒で手渡しでした。
月清算なので1ヶ月トータルの成績で月末の給料振込時にもらえます。
お店によりけりだと思いますが、社員は1ヶ月でもらえる勝ち分に20万円までという上限がありましたが、アルバイトは上限がないため勝てば勝つだけもらえます。
僕の友人は月に勝ち分だけで40万円もらっていましたね。
パチンコに行くより麻雀を勉強して強くなったほうがよっぽど経済的です。
負け分はどうなるの?
勝ち分がもらえることは分かったけど負け分はどうなのといった疑問があると思いますが、もちろん負け分は自分持ちです。
勝ち分はもらえるのに負け分はお店持ちとかいう都合のいいことはありません。
負けた分の金額は買ったときと同様、1ヶ月トータルの負け分が給料から天引きされます。僕は時給1000円スタートで最終的に1100円くらいになっていました。
負けが続けば給料はほぼ0円だったりします。
もし負け分が自分の給料を振り切った場合は差額を翌月に持ち越しますので、2ヶ月給料なしなどもありえます。
雀荘での仕事はこのシステムがあるため、飛ぶ(急に出勤しなくなる)人が極端に多いです。僕は何人も見てきました…
なかにはバイトの子ではなく社員ですら飛んでいました。
雀力そんなにないんだけど大丈夫?
問題ありません。
もちろん強ければ強いだけ稼げるので雀力はあったほうがいいのは確かですが、普通に打てて点数計算が問題なくできるのであれば大丈夫です。
なんなら麻雀打てなくても問題ありません。
基本的に男性は打てたほうが採用される確率はあがりますが、女性は打てなくても採用されます。雀荘は女性を優遇しており、服装自由の高時給で、麻雀を打てなくても歓迎されることが多いのが実情です。というのも、雀荘には花がないので花が欲しいのです。
お店によるかもしれませんが、俗に『構成』といわれる人がいます。
僕のお店は1日毎に社員が交代で構成を行っていました。
この構成というのが、『どの卓にどのスタッフを入れるのか』、『どのお客さんとそのスタッフを打たせるのか』、『あの卓が割れる(人が欠けてゲームができなくなる)からそっちの卓と合体させるか』など、全体の流れを操作する役回りです。
働き始めて慣れてないときや、あまり麻雀に自信がないとき、負け分が多くなっているときなどは、遠慮せず構成に伝えましょう。
「今日は負け越してるんであまり入れないでください。」というよう言えば、調整してくれます。優秀な構成は、個人の現在の成績を見て勝手に調整してくれます。
これは社員の役目なので、そこらの教育がしっかりしている会社(雀荘)で働くことが大事です。
雀荘でバイトをするか悩んでる人へ
麻雀がほんとに好きならやるべき。
僕自身ほんとに麻雀が大好きです。大学の頃はずっとしてましたし、他の大学に麻雀部があると聞けば道場破りみたいなこともしてました。そのくらい好きです。
ただ雀荘バイトは金銭面で安定しないため、掛け持ちで他のアルバイトもしていました。
サブ的な感じで働くのであれば麻雀好きにはいいかもしれません。
働いてみると分かるのが、雀荘はめちゃくちゃ接客業ということです。そしてけっこう厳しいので驚くかもしれません。
いろいろありますが働くか悩んでいる人はたくさんいると思います。
迷ったらリーチです!迷ったらやりましょう!
少しでも僕の経験が参考になれば嬉しいです。
それではまた。
↑実際に僕が読んで厳選した麻雀本を紹介しておきます。