【7月23日】今日は何の日？【米騒動の日】

今日は7月23日、米騒動の日らしいです。
僕はマンションに住んでいるんですが、いつも使うエレベーターには毎日『〇〇の日』というように、今日が何かしらの記念日だということを教えてくれます。
そして今日エレベーターから教えられたのが『米騒動の日』だったというわけです。
この〇〇の日を毎日記事にしていったら面白いなーと思いいまに至りました。
どこまで続けられるかは分かりませんが毎日何かの記念日をエレベーターに教えてもらい、記事にして行けたらなと思います。

米騒動の日とは

1918年7月23日、資本主義の急速な発展、好景気による都市部の人口増加、工業労働者の増加もあり米の価格が暴騰。
富山県魚津の漁家の主婦たちが米の県外移出を阻止する集団行動を起こし、米倉庫前に集まり抗議しました。
この運動は新聞に掲載されることで、他県でも運動が波及、やがて全国にまで広がりました。

1ヶ月以上続いた米騒動は警察の手では鎮圧できず、国は軍隊を投入し事態を収拾させました。
米騒動の参加者は数百万人以上で、検挙された人数は2万5千人とすごい数字となっています。

死者も出たということもあり、米騒動だけ聞くとそこまで重大時のように聞こえませんが、実際は騒動どころではないほどの事態だったんですね…

当時のお米の価値

米騒動が起きるくらい米の価格が暴騰したとあり、一体どれほどの金額になっていたのか調べてみました。

一番暴騰したときは1升50円だったそうです。

当時の大卒会社員の給料が15円～25円なので、給料2ヶ月分で米約1.5kgが購入できるかどうかって感じですね…

しかも当時は肉や魚などの摂取が少なく、穀物類が主に食べられており、肉体労働者は1日に約1.8kgの米を食べていたそうです。